劣等感だけで生きている
最近暖かくて桜が綺麗で気持ちが落ち着く。落ち着くというかわくわくする。楽しい気持ちな気がする。
気がするというのは、自分の感情がわからないからだ。
前はもっと感情が豊かだったのかも。
感情ひとつでも難しい。
反応薄いねとか言われても困る。
でも、嬉しい感情はだせるみたいだ。
前、朝出勤したときソシャゲの有償の毎日ガチャを引いたら半年でなかった推しのSSRがでた。
その時は嬉しかった。すごく嬉しかった。
出勤したらなんか嬉しそうだねって言われた。
私は単純なんだ。
嬉しい感情をだしても怒られないけど、嫌なことがあるとすぐ顔とか態度に出る。
負の感情をだすと怒られる。
だから出さないというか出さなくなった。
一時期は、感情が全くなくなったけどちょっとでも表に感情がでるのならいいのかな。
それと同時にここ数年幸せについて考える。
幸せってなんだろう。
恋愛とかお金とかなんとか色々あるのかも。
子供の頃は人並みの幸せが普通に手に入ると思っていた。
当たり前に高校の時に彼氏ができて、大学いって会社で働いてって感じで。
今、子供の頃考える大人の年齢になったわけだけどまともにお付き合いもしたことないし、会社で働いてないし、まだ学生にしがみついてる。
自分で望んで学生してるからしがみついてるって書き方は適してはないと思うけど。
好きな人も今まで何人かいた。まあ何人って数えるほどもいないけど。
みんな私の好意を伝えると「気づかなかった」「わからなかった」「気持ちは嬉しいけど…」って言う。
好意をほのめかせて嫌われるのが怖かった。
だから突然ストレートにしか言えなかった。
でも、伝わらなかった。
それから色々環境が変わって、仕事の休憩中に上司と会話をしていたら恋愛の話になった。
そこで、好きな人に好かれないんですよねって言ったら、だって自分の好意伝えるの苦手でしょ?相手に好きってわからせなきゃダメだよって言われた。
図星だった。
衝撃だった。
私の気持ちなんて、伝わらなくていいと思ってた。
でも、知って欲しかった。それが今までの片思いだった。
それから、なるべく自分の気持ちを伝えるようにした。
好意だけじゃなくて感謝とかも。
思ったプラスの感情は口に出すようにした。
最初は死ぬほど恥ずかしかった。
推しに面と向かって好きですって伝えるだけで恥ずかしくて死にそうになった。
仕事で私を気遣ってくれた人に感謝を述べるだけで心が痒くなった。
でもちょっとずつ感情をだしていった。
今では、結構言えるようになったけどまだそういえばあの人の今日の髪型可愛かったなとかあれをやってもらって嬉しかったなって思い出して伝えてないなってことはたくさんある。
人生マイナスからのスタートだから『普通の人』になるのは難しい。
拝啓、子供の頃私へ
私は自分のことを普通でなんの取り柄もないと思ってるけど違います。
普通にもなれなかった出来損ないです。
頑張ってちゃんとした人間になれるように頑張りましょう。
ちゃんとした人間がなんなのかは20を過ぎてもわからないですが。